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金沢観光の穴場へ リピーター夫婦が楽しむ静かな名所をめぐる旅

「金沢は何度か旅行したことがあり、王道の観光地は一通りめぐった」「人混みを避け、ゆっくりと夫婦の時間を過ごしたい」。旅行が趣味のご夫婦の中には、こんなふうに考えている方もいらっしゃることでしょう。

金沢は何度訪れても新たな発見が得られる奥深さがあり、あまり知られていない穴場スポットも多数あります。本記事では、金沢観光リピーターの夫婦におすすめの穴場スポットをご紹介します。

静寂と美意識に浸る、大人のための文化的穴場スポット

金沢には、歴史や伝統に触れられる文化的な穴場スポットがいくつもあります。ここでは、3つの観光地をご紹介します。

水鏡が印象的な「鈴木大拙館」と「緑の小径」

鈴木大拙館にある「水鏡の庭」(画像提供:鈴木大拙館) 鈴木大拙館にある「水鏡の庭」(画像提供:鈴木大拙館)

鈴木大拙は、金沢市出身の仏教哲学者。スティーブ・ジョブズ氏がリスペクトした人物としても知られています。「鈴木大拙館」は、鈴木大拙について学び、思索するスポットです。

見どころのひとつが、「水鏡の庭」。自分と向き合い、考えるための白い正方形の建築「思索空間棟」が水の中に浮いているように映る設計になっています。約3分間隔で生じる波紋は、中央から徐々に広がるように計算されており、水鏡を中心とした空間すべてが現代アートのように楽しめます。

「水鏡の庭」沿いに延び、「本多の森公園」へと続く散策路「緑の小径」を歩くのもおすすめです。隣接する武家庭園の「松風閣庭園」へ足を運ぶのも良いでしょう。

鈴木大拙館 所在地 石川県金沢市本多町3-4-20
アクセス 城下まち金沢周遊バス「本多町」バス停下車、徒歩約4分
公式サイトURL https://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

赤レンガが映える「石川県立歴史博物館」と「国立工芸館」

「石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)」 「石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム)」

「緑の小径」と「美術の小径」を歩いた先にある「石川県立歴史博物館」と「国立工芸館」。兼六園周辺にありながら意外と素通りされがちな文化エリアで、比較的混雑が少なく、ゆっくりと回ることができます。

「石川県立歴史博物館」は、陸軍兵器庫などに使われていた赤レンガ建物を再活用して開館しました。常設展では、「加賀藩の政治と文化」や「加賀・能登の祭り」といったさまざまな時代やテーマを映像やジオラマ、実物資料の展示などで楽しく学べます。

「国立工芸館」は、明治期に建てられた2つの旧陸軍の施設を再活用して開館した日本海側初の国立美術館です。陶磁やガラス、漆工などの作品の展示や、金沢出身の人間国宝の漆芸家・松田権六氏の工房を移築・復元した「松田権六の仕事場」などが鑑賞できます。

石川県立歴史博物館 所在地 石川県金沢市出羽町3-1
アクセス ・金沢駅からタクシーで約10~15分
・北陸鉄道路線バス「出羽町」バス停下車、徒歩約5分
・兼六園(随身坂口)から徒歩約3分
公式サイトURL https://www.ishikawa-rekihaku.jp/
国立工芸館 所在地 石川県金沢市出羽町3-2
アクセス ・金沢駅からタクシーで約10~15分
・北陸鉄道路線バス「出羽町」バス停下車、徒歩約5分
公式サイトURL https://www.momat.go.jp/craft-museum/

「金沢くらしの博物館」で昭和の生活文化に触れる

明治の木造校舎を活用した「金沢くらしの博物館」(画像提供:金沢市) 明治の木造校舎を活用した「金沢くらしの博物館」(画像提供:金沢市)

「金沢くらしの博物館」は、金沢の町家や商家で使われていた家具類や郷土玩具など、金沢ならではの資料が展示されている博物館。実物展示が多く、ゆっくり見て回れるのが魅力です。

明治から昭和にかけての電化製品やおもちゃ、手回しミシンなどもあるので、昔の生活様式に興味がある方やレトロなものが好きな方は特に楽しめるでしょう。

明治時代に建てられた「石川県第二中学校」の木造校舎を再活用した建物も見どころのひとつ。歴史的建造物と一緒に記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。

企画展示室では、金沢のくらしや風習などを紹介する企画展を随時開催。何度リピートしても楽しめる穴場スポットです。

所在地 石川県金沢市飛梅町3-31(紫錦台中学校敷地内)
アクセス ・北陸鉄道路線バス「石引町」バス停下車、徒歩約1分
・金沢ふらっとバス(菊川ルート)「飛梅町」バス停下車、徒歩約3分
公式サイトURL https://www.kanazawa-museum.jp/minzoku/

王道エリアのすぐそばにある、風情ある街並みを歩く

ひがし茶屋街や金沢城公園など、金沢観光の王道スポットに近い場所にありながら比較的混雑が少ない穴場をご紹介します。

「主計町茶屋街」の路地裏と「暗がり坂」「あかり坂」

幻想的な灯りに包まれる夜の「主計町茶屋街」 幻想的な灯りに包まれる夜の「主計町茶屋街」

「主計町茶屋街」は、ひがし茶屋街の対岸に位置する茶屋街。こぢんまりとしていて、静かにゆっくりと散策を楽しめるスポットです。

昔ながらの料亭や茶屋が建ち並び、細い路地を進むと「暗がり坂」と「あかり坂」があります。「暗がり坂」は、かつて人目を避けて茶屋街に通うために使われていた坂道。上った先には、金沢の市場発祥の地と伝わる「久保市乙剣宮」があります。「あかり坂」は、作家の五木寛之氏が名付けた坂で、映画のロケ地になったことがあるスポットです。

夕暮れ時から夜にかけて見られる、ガス灯が灯る風景もおすすめ。幻想的な雰囲気を楽しめます。

暗がり坂入口には、昼はカフェ、夜はバーとして楽しめるグルメスポット「まゆ月 くらがり坂」があるので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

所在地 石川県金沢市主計町
アクセス ・金沢駅から車で約10分
・北陸鉄道路線バス、城下まち金沢周遊バス、西日本JRバス「橋場町」バス停下車、徒歩約5分
公式サイトURL https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_52358.html

加賀藩ゆかりの「玉泉院丸庭園」で抹茶を嗜む

金沢城公園内にある、歴代藩主が愛でた「玉泉院丸庭園」 金沢城公園内にある、歴代藩主が愛でた「玉泉院丸庭園」

「玉泉院丸庭園」は、加賀藩三代藩主・前田利常によって作庭が始まり、歴代の藩主により手を加えられた大名庭園です。2015年に復元・整備が完成し、一般公開されました。同じ大名庭園である兼六園に比べて人が少なく、ゆっくり過ごせる穴場です。

玉泉院丸庭園は中心に池を配置した池泉回遊式で、池底から石垣最上段まで22mの高低差を持つ立体的な造りが特徴。庭園内の散策を楽しんだ後に休憩所「玉泉庵」で、抹茶と季節の和菓子を味わうのもおすすめです。

週末の夜間には、ライトアップも行われます。夕焼け・宵・月見を表現した「三つの灯り」と、和楽器演奏に合わせた「四季折々の灯り」の2種類の演出で幻想的な景色を楽しめます。

所在地 石川県金沢市丸の内1-1
アクセス ・金沢駅から車で約10分
・北陸鉄道路線バス、城下まち金沢周遊バス、西日本JRバス「兼六園下・金沢城」バス停下車、徒歩約5分
公式サイトURL https://shiro-niwa.pref.ishikawa.lg.jp/kanazawa-castle/

パワースポット「金澤神社」を散策

「金沢」という地名の由来とされる「金城霊澤」のそばにある「金澤神社」 「金沢」という地名の由来とされる「金城霊澤」のそばにある「金澤神社」

「金澤神社」は、兼六園の近くにありながら観光客が比較的少ない落ち着いた神社です。学問の神として親しまれている菅原道真のほか、災難除けや金運向上・商売繁盛などのご利益がある白蛇龍神(通称:白蛇さん)が祀られています。

苔むした参道や、撫でると夢を叶えてくれると伝わる「夢牛」、鳥居がトンネルのように連なる「奉納稲荷鳥居」など、境内には見どころがたくさんあり、記念撮影や散策を楽しむことができます。

また、金澤神社のそばにある「金城霊澤」は、「金沢」という地名の由来になっていると伝わっています。金運アップのパワースポットとしても人気なので、あわせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

所在地 石川県金沢市兼六町1-3
アクセス ・金沢駅からタクシーで約10分
・北陸鉄道路線バス「出羽町金沢医療センター」バス停下車、徒歩約3分
公式サイトURL https://www.kanazawa-jj.or.jp/

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四季の移ろいを感じる、知る人ぞ知る絶景

四季折々の自然や港町の風情を感じられるのも、金沢の魅力のひとつ。ここでは、絶景を楽しめる3つの穴場スポットをご紹介します。

金沢市街を一望できる「卯辰山公園」

卯辰山(うたつやま)公園「眺望の丘」からの景色(画像提供:金沢市) 卯辰山(うたつやま)公園「眺望の丘」からの景色(画像提供:金沢市)

「卯辰山公園」は、卯辰山一帯に広がる公園です。市街地から少し離れた場所にあるため、観光客が少なめの穴場のビューポイントとして知られています。

園内には「眺望の丘」「見晴らし台」「望湖台」があり、それぞれ異なる壮大な景色が眼下に広がります。「眺望の丘」からは金沢港から河北潟方面を一望。「見晴らし台」からは医王山から金沢駅方面までのパノラマが広がり、「望湖台」からは晴れていれば日本海の水平線も見渡せます。

四季折々の自然が楽しめるのも、この公園の魅力です。春には約250本の桜が咲き、例年6月上旬から7月中旬ごろには花菖蒲やアジサイが見頃を迎えます。さらに約8,000本のツツジが植えられた花木園や、ヤマモミジによる紅葉も楽しめます。

園内には数多くの記念碑や文学碑が点在し、歴史散策の場としても価値があります。

所在地 石川県金沢市卯辰町
アクセス ・金沢駅から車で約15分
・北陸鉄道路線バス「望湖台」バス停下車、徒歩約1分
公式サイトURL https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_50020.html

優しい風を感じる「犀川」沿いウォーキング

金沢市民に愛される犀川(さいがわ)沿いの桜並木 金沢市民に愛される犀川(さいがわ)沿いの桜並木

「犀川」は、金沢城の西側を穏やかに流れる川です。川岸には遊歩道が整備され、市民の憩いの場となっています。静かに散策を楽しむなら、観光客が比較的少ない朝や夕暮れ時がおすすめです。

散歩の際は、ぜひ「犀川大橋」まで歩いてみましょう。犀川大橋中央からの眺めは金沢市眺望点のひとつで、寺院群のある寺町段丘や犀川上流の山並みなどを望むことができます。犀川大橋は国の登録有形文化財に登録されており、橋の外観も見どころのひとつ。2025年12月からは、季節やイベントに合わせた橋のカラーライトアップもスタートしました。

春には桜並木、秋にはコスモスロード、冬には雪に包まれた静寂な風景など、季節の移ろいを感じられる穴場スポットです。

所在地 石川県金沢市
公式サイトURL https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10118.html

港町の風情と雪景色「大野・金石エリア」

風情漂う大野の町並み(画像引用元:金沢市) 風情漂う大野の町並み(画像引用元:金沢市)

海側にある「大野・金石エリア」にも足を延ばしてみましょう。

醤油の五大名産地に数えられる「大野」は、醬油蔵が立ち並ぶ港町。最近では、町家や蔵をリノベーションしたギャラリーやカフェが軒を連ね、新たな魅力を発信しています。大野の町並みを一望できる「大野日吉神社」を参拝するのもおすすめです。

また、大野の老舗「宝生寿し」のおまかせにぎりでは、その日の新鮮な地物を厳選したお寿司がいただけます。「ヤマト・糀パーク」の「発酵食美人食堂」で、地元の旬の食材を使った季節の糀料理をいただくのも良いでしょう。

「金石」は江戸時代に北前船の寄港地となり、金沢の海の玄関口として栄えた町。現在も廻船問屋や町家が残り、当時の様子を伝えています。中でも観田家住宅は、金沢市内に残る数奇屋造りの町家の中でも優れた意匠と空間をもつとされ、訪れる価値があります。また、冬には町屋が雪に包まれた情緒あふれる町並みも楽しめます。

金石エリアにある「油与商店」では、石川県でしか製造が許されていない、ふぐの卵巣を塩漬け・糠漬けで無毒化した「ふぐの子」が購入できます。お土産に買って帰ってはいかがでしょうか。

所在地 石川県金沢市大野町、金石など
アクセス ・金沢駅よりタクシーで約15分
・金沢駅から徒歩約5分の北陸鉄道路線バス「中橋」バス停から乗車、「金石行き(60番)」「大野行き(61番)」で約20分。「大野港行き(63番)」は約30分。
※観光用駐車場はありません。
公式サイトURL https://www4.city.kanazawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakuchoseika/gyomuannai/1/2/2/6849.html

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大人の金沢旅を快適にする、おすすめのホテル3選

客室タイプが豊富で、自分たちに合ったお部屋が見つかる、大人の金沢旅をより快適にするホテルをご紹介します。

ホテルマイステイズ金沢キャッスル

大浴場がある別館の「アネックス デラックスツイン」 大浴場がある別館の「アネックス デラックスツイン」

「ホテルマイステイズ金沢キャッスル」は、金沢駅東口(兼六園口)から徒歩約5分、北陸自動車道 金沢東ICから車で約15分の場所にあるホテルです。

朝食ビュッフェでは、のどぐろや金沢おでんのほか、鴨肉やすだれ麩などを煮た治部煮などのご当地料理をいただけます。

客室は全13タイプあり、中でも夫婦で泊まるのに適したツインルームやダブルルームのバリエーションが豊富です。幅180cmのベッドを備えたスタンダードキングもあります。

別館には大浴場を完備。一日の終わりにくつろげるのはもちろんのこと、朝5時から営業しているので朝風呂も堪能できます。

所在地 石川県金沢市此花町10-17
公式サイトURL https://iconia.co.jp/hotel-mystays-kanazawa-castle-ishikawa

ホテルマイステイズ金沢片町

ご夫婦での宿泊に最適な「スタンダードツイン」 ご夫婦での宿泊に最適な「スタンダードツイン」

「ホテルマイステイズ金沢片町」は、片町の中心地に位置し、「金沢城公園」まで徒歩約15分、「兼六園」までは徒歩約10分の好立地。金沢駅東口からはバスで約15分、「片町(パシオン前)」バス停で下車し、徒歩約2分でアクセスが可能です。

機能性に配慮した客室は全10タイプ。中でも「ReFa」のドライヤー&シャワーヘッド、スマートTVを備えたスタンダードツインや、幅160cmのクイーンベッド1台を設置したスタンダードクイーンはおすすめです。

朝食ビュッフェでは金沢カレーや金沢名物の洋食・ハントンライスなど、40種類以上のメニューを提供しています。

所在地 石川県金沢市片町1-10-18
公式サイトURL https://iconia.co.jp/hotel-mystays-kanazawa-katamachi-ishikawa

ホテルマイステイズプレミア金沢

畳エリアがある「デラックスキング 『なごみ』」 畳エリアがある「デラックスキング 『なごみ』」

「ホテルマイステイズプレミア金沢」は、金沢駅西口から徒歩約5分の場所にあるホテルです。

客室はすべて32㎡以上の広さを確保し、ベッドエリアとリビングエリアを備えたスーペリアキングもあります。素足でくつろぎたい方には、畳エリアに幅180cmのベッドを備えた「デラックスキング『なごみ』」がおすすめです。

ホテル内には本格的な北陸料理が味わえるレストラン「波の花」があり、朝食ビュッフェのほか、昼食や夕食もいただけます。24時間無料で利用できるフィットネスジムがあるのも魅力です。

所在地 石川県金沢市広岡2-13-5
公式サイトURL https://iconia.co.jp/hotel-mystays-premier-kanazawa-ishikawa

まとめ

金沢には、静かにゆったりと夫婦旅行が楽しめる穴場の観光地が多数あります。穴場スポットをめぐることで、金沢の新たな魅力を発見できるでしょう。

宿泊する際は金沢駅から好アクセスで、室内設備やサービスが充実したホテルがおすすめです。お気に入りの穴場スポットやホテルを見つけて、夫婦で出かけてみてはいかがでしょうか。

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2026.09.09公開
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